夢見と寝起きのフラッシュバック

運動とウチでの不快な事でいろんな過去に嫌だった事が繰り返し浮かんで来て再生が止まらない。

私が激しく運動が嫌いなのは、中学入学直後の体力測定が原因の一つ。
持久走で周りより一周以上の差をつけてドン尻をふうふうと息を上げながらトロトロとしか走れなかった。
それがきっかけで学年主任の体育教師に執拗なシゴキを受けた。
逃げられない恐怖と逃げる勇気の持てなかった私には地獄だった。
シゴキは生徒から見てイジメに受け止められ、学年主任がする事だから、全クラスに知れ渡っていた。
教師がやってると、生徒も真似をする。
私は教師と全学年の生徒からイジメを受けた。

まぁ、別にそれはどうでもいい。

変わりに身につけたのは要求される事よりも高い能力を早く身につけるための計画性。
提示された課題をいかにして確実にクリアするか。

劣る能力を覆うだけの計画と地道な行動は、元からその能力を備えている奴になんか分からない行為だろうね。
頑張っても劣り、その努力も否定され、バカにされる体験が身体能力でも、学力でも続き、学校でも家庭でも継続していたのが厳しかった。

そんな昔のどうでもいいことが繰り返し思い出され止まらない。

運動もしているたびに、虚弱だと嫌でも必要に迫られてしなくては生活できない体であると思い知らされるばかり。
人並み外れて虚弱なのは何がそうさせるんだろう。
たまに頑張っても、こうして弱音しか吐けない。結局いつも私は限界値でいるから頭も極端な働きしかできないのか。


誰でも多かれ少なかれ何かしらの葛藤と向き合いながら過ごしていて、何も毎日パラダイスな気分で過ごしている訳じゃないくらい理解してるつもり。


でも。

卑屈にしかなれない自分が恨めしい。
私には、黙って努力を続ける忍耐がない。

せめて過去の不愉快な体験を忘れて気持ち新たなまま頑張る事ができたら幸せだろうにな。
なんで不都合な経験ばかりが繰り返し思い出されてしまうんだろう。
嫌だった経験ばかりでも、そこから得られたであろうプラスの思考を拾い上げられないのはなぜだ。

これができない限り、まさに無駄足掻きは続くんだろうな。