果汁仕込み

パン生地って生果汁入れるとベタベタのドロドロになるんだよね。
何かとんでもない過ちでも犯したか！？ ってくらい(笑)

分かってるけどたっぷり入れた。
普通の扱いができないのは分かってるからマドレーヌのアルミ型に流した。
出来上がりとしては、本来なら３倍くらいの大きさになるんだけど。
果汁を入れた天然酵母生地は異様に発酵速度が落ちるみたいで待ってたらきっと夜中に焼き上げることになるのは目に見えるよう。
だからほぼ粉の力に頼ってしまう事にした。

前述の通り、オーブントラブルのため蒸し器に。

通常なら天然酵母パンはコールドインなのね。
中種がかなり元気だと見越して、いつもは熱したオーブンに入れてる。
今回は膨らみを考慮して、蒸し器だけどコールドイン(笑)
生温い湯からスタートして蒸し上げた。

うむ、なかなかの蒸し上がり。
モッチモチ感を蒸しパンならではと思うか、生地が若いせいと解釈するかは微妙だな。

明らかに若いせいなんだけど。

味は美味しく、特にアルコール臭もないし。
果汁の味と香りと甘味がきちんとしていた。

果汁は。
冷蔵保管していたパイナップルの汁。

さて。
こんなに作って私はどうする気だ。
明日くらいにでもまた焼いたら（蒸したら）中種が終わるから、これで酒粕酵母はおしまい。

おしまいなのはいいが、本気で冷凍庫がパンでいっぱい。
二の姉のうちに行くとき、手みやげ確定だ(笑)