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甘いお茶
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物音が朝から。
部屋から出ると、電気が煌々と。
母の姿はないがテレビがついている。
隅にカバンもある。
台所の流し台の上には掃除洗剤が転がっている。
母はどうやら掃除のために休みにしたな?

なんて思って、ようやく姿を見つけて旨問うてみたけど不愉快そうに返事をされたので、そそくさと自室に退散。
今日は早めにフィットネスに出かけてしまおう。

うちの前の緑地帯公園では芝刈り業者が朝からせっせと仕事をしている。
砂埃と一緒に、青い緑の草の香りが部屋まで届く。

土の香り、雨の匂い、緑の風薫るのが本当は好き。
でも今は直撃受けたら何かアレルギーがでる(笑)

来年の夏は、今年よりも少しでも元気になってられるかな?
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今日、一の姉が着物を返しに来た。
母のご機嫌斜めの話でどうにも言わねばならないだろうと。

母は脳梗塞をして以降、色々と身体的限界がでてきて思い通りの生活ではない。
ストレス発散も上手くできなくなった。
ご飯作るのも面倒がるようになってるし。
お金も悩みの一つ。

ご飯はスーパーの惣菜が増え、外食の回数も増え。
そうなると必然的に出費も増え。
去年に下の姉の家に金を貸してから貯蓄が目減りしているのに加え。
私が働きに出られればまだマシなのだろうけどね…
連日稼動できれば、親の金銭的負担も軽くなるけど…
今年に入ってから母の金に対するうるささには拍車がかかっている。

母はま、元からそうなんだけど、ふとしたきっかけで突然機嫌が悪くなってしまうし、かなり気を遣って接している。
姉もそれがあるから、私を間に入れて伝言してきているのだけど、母はそれも気に入らない。
私も伝言しただけで急に不機嫌になるから対処に困るのだけど。
それでも一緒に生活しているぶん、諦めもあるから当たられてもある程度は辛抱が利く。
でも姉はもう離れているんだから、やはり戸惑うだろう。
(母は後妻で上の姉は父の連れ子だったからなおさら互いに気を遣い合ってはいる)

しかし、その気遣いのすれ違い。
そんなヤツなんだろうね。
私にも負担がかかってきているし、あまりに八つ当たりがひどいので、いよいよ話すことに。

別に、姉も図々しく図に乗って着物を借り続けているつもりでもない。
確かに自分の着物を娘の寸法に直してやらずに借り続けているのは悪いとも感じている。
でも直してやるに至るほどの家計に余裕があるわけでもない。
クリーニング代を甘えていた節は確かにあるが、言葉だけではあるけど、いつも断りも口にしていたし、御礼の言葉も言っていた。
その言葉が届かなくなるほど母の心境に余裕が無くなっているのと、言葉が届かなくなるほど姉が甘えていた面もあると思う。

双方キリキリ舞の状態。

金銭的な悩みは上の姉のうちでは医学生二人だから大変とは思う。
子供それぞれに貯蓄を促してはいるけど、自分で保険料を払っていれば手持ちにあるお金は数千円だから本当は着物に使えるお金はほとんど無い。
母は見栄っ張りの孫だと怒り出しているけど、母だって当り散らすとは言えど私には甘いじゃないか。それと同じ構図があの家にだってあるはず。
継母継子の関係だし、孫との関わりとしても色々思案する面があるのも分かる。
実際姪はそのこともあって遠慮してものを言っているのも私は分かっている。
(私にだって、遠慮気味だからね)
それでも、継子の子供といえど無関心でなく、いられる状況である事に姉自身はありがたいと思っているらしい。

でも、母にはどうも感じられなくなっているんだろうね。

私が働けないからだと性格であることも不満の対象になっているのも分かってはいる。
でも、母の方が働けるからだなのも事実。
母にしても、私がまた動けなくなるのを見るのが恐怖なのも分かっている。
でも、母もからだが辛いのは事実。

家の中のことも、私ができることはできる時にするようにはしている。
でも、正直できない日が多い。
財布を渡されているワケではないから、買い物に行って買えるものもない。
家にあるのは菜っ葉類だけで、夕飯の仕度をして置こうにも、サラダしか作りようが無い。
具になるものがないから…
サラダだけでも良いのだろうけど、機嫌が悪い時はボロカス言われるからね。
やっぱり私も萎えて作る事を遠慮する。

買い物に行くときも、私が食べる食品の購入には神経を使う。
悪気は無いのだろうけど、チクリチクリと結構値段がするねと言われてしまう。

ダイエットの三ヶ月チャレンジ目標も、母の食事の支度の負担を減らすのが含まれている。
金かかるねと言われたけど、その分ご飯作らなくていいから楽でしょと聞いたらまあね、と返事が返ってくる。
これでも、かなり、私も遠慮している。

病院代も毎回薬の調整のために検査があるから二ヶ月に一度で一万円超える。
だいたい月に一度か二度は急に内臓が痛むから病院に転がり込むんだけど、本当はもっと痛む事が多いけど、後で医者代のこと言われるのが辛くて我慢している面もある。
医者代のお金を貰うのだって、本当は私だって当然とは思っていない。
できれば自分で払えたらどんなに良かろうかと思う。
病院に行くたびに請求し、投げるようにお金を渡されるのも、結構凹むものだ。

母自身からだが大変なのも、現実慢性的に私もからだが思い通りにならないから理解はしているけど。
私が母が倒れた時に推測していた通り、母は今変わってしまった思い通りにならない身体の状況を受け入れるまでの葛藤が生じているのだと思っては、いる。

そんな、母の状況と、間に入って伝達することの方がかえって心境を悪くしていることを話した。
姉に対しても申し訳ないかとは思ったのだけど、私もしんどいし。
プッツリ切れるような間柄でないからこそ、言えるときに言う必要って私はあると思うから話したけど。

さすがに姉も涙を流してしまった。
また来るねと言って帰っては行ったけど。
当分ご無沙汰になるかもな…
うちの母は洗剤がお好き(笑)

山のように買う。
他にも、山のように買う品物が複数あるのだけど、洗剤類は特にお好きと見える(笑)
コンスタントに買いに出かけるのが面倒なのは分かるのだけど、まとめて買うのも重くて嫌いな私。
一定の重さで買い続ける方が負担は少なさそうに思うのだが。
こんな風に買うくらいなら、ダンボールで大人買いする方が早そうに思うこともある(笑)

さておき。
家事放棄している母でも、洗濯は自己責任においてするのが暗黙のルールのウチ。
自分の洗濯は自分でしているけど、洗剤は買いっぱなしで放りっぱなしの洗濯機回り。
見かねた私が片付けた。ら。

奥のほうから廃盤になってもう見かけることの無いような洗剤群が。
掘り出すと洗濯洗剤以外も色々と。
液体入浴剤の詰め替え。
ボディソープの詰め替え。
浴室洗剤の詰め替え。
配水管掃除洗剤の詰め替えとボトル数個。
トイレ用発泡洗浄剤。
乾燥してしまった薬剤のしみこませてある掃除紙数個。

何買ったか覚えていないんだろうなぁ。
まぁ、呆れてもしょうがない。

でもいつも思うのだけど、洗剤類の多さで思うと消費する量も半端じゃないと思う。
私の肌荒れの半分はこの洗剤たちが原因だと推測してやまないくらい。
(だって浴室洗剤なんて観察していたら詰め替え一週間で使ってるもん、うちの親)
合成洗剤が悪いとは言わない。
適量使えば良いのだから。
でも、使いすぎの場合は、人体に問題が生じるのは当然だろうし、環境にも悪い。
そういう意味では、我が家の洗剤環境はひどい方だと思う。

なんて事を思いつつ洗濯機回りの掃除と整頓を済ませ。
(整頓しなければならないほど洗剤があるのがおかしいと思う!)

自分の部屋に戻って思う。
ん~、整理整頓が追いつかないほど持ち物が多いのは親譲りだね。
とりあえず。
面倒がりな私の室内臭い対策はこれ。
20070530091426.jpg
詰め替え用を詰め替えずにそのまま部屋にドカン。
こぼすような環境ではないから、詰め替えずにそのまま。
長持ちします(笑)

ちなみに私のストック品の買い方は。
使用中の物プラス一つ。
だって商品ってのは常に新しいものが売り出されるでしょ。
使用期限が謎めいたデットストック作るより、この方がスペース的にも無駄がないと思うし。

あ、布は例外(笑)腐らないし使用期限ないし(笑)
この例外が、将来母と同じ道を辿らせるに違いない。
あはははは。
ウチの金さんがまた何やら喚き散らし始めた。
朝っぱらから人の気分を叩きのめすのが得意な人だ。

よくもまぁ、どうでもいい事でこんなにまで人を不愉快にさせて平気なのが不思議でたまらない。
あれで人の役にたってると信じて疑わないんだから。

一括収束管理が大好き。
その実態は人への過干渉と侵食。
飽きたら捨て台詞吐きながら当り散らして放り投げる。

下着を引き剥がされて指突っ込まれるのと同じくらい性的嫌悪を感じる。
あー気持ち悪い人。
朝からダルダルだったらしい母。
仕事にも行かず一日中寝ていたらしいし。
晩御飯は作る気がない、と言ってたのにゴソゴソし始める。

あら、作る気になったの?
誰も作ってくれんもんね!
だってさ。

残念ながら、昔からそうだから、ワザワザ私が作ってあげようといってあげる筋合いは無いよ。
作ってと言えば、別だけど。
何でも買って済ませてた人なんだから、作ってくれってのも図々しくない?
ま、作っても不満ダラダラ言われるからね。

やっぱり、自分が一緒に食べる時しか作らんのが懸命だもん。
もう何年も前から、私の部屋には蜘蛛が一匹だけ住んでいる。
前は小さかったのに、いつの間にか育っている様子。
蜘蛛の寿命ってどのくらいなんだろう。

腕がモソモソする、と見たら蜘蛛だった。
脚全部含めて、私の小指の爪くらいの大きさになっていた。
とりあえず、うわあ! と腕を振ったらぴょーんとどこかへ消えた。

何食べて生きてるんだ?
やっぱ、部屋の前が台所だから、ゴミ漁って生きてるのかな。
夜は私と一緒にお部屋でご就寝?

ちょっとドキドキ。
飯喰らわぬのは喰らう場所がないからで、遠慮してんだよ。
喰らう場所がないから部屋から出てこないだけだ。
内臓の異常痙攣の主だった原因は不規則な食事時間と間隔。
食卓空いたら声掛けろよな。
食い物に興味ないから、なけりゃないで食うわけなかろうが。
作って喰らうより横になるほうが楽なんだし。
別にいらんとは言ってないはずだ。
具合い悪そうの"そう"だけで確認しないで判断するのは勘弁してくれよ。
何でも後回しにしやがって。
説明されたって食いカスみたいなの見て作って喰らうと思うか?
いっそ無しの方がよっぽどかましだ。
半端料理置かれるくらいなら炊かれた飯だけあれば十分だ。
飯は内臓を動かすために喰らうもんで薬の一部くらいにしかないんだよ。
その、何もかも半端な支度で置かれる方が煩わしい。
だいたい私の部屋の前が台所なんだ。なにやっても筒抜けなんだよ。
気ぃ使うなら料理する時の音から気にしたら?

くっそイライラする!
今日は母のMRI検査日でした。
影像を見た限りでは、悪化の傾向は無し。
イライラして呂律が回らなくなったり、疲れで喋り難くなるのは、病気を経験した以上、人よりも感じやすいとの話しも聞いた。
そらそうだね。
私があちこち具合いの悪さを感じて辛くなるのと同じだ。問題が無かった頃には戻れないぶん、なおさら今の身体が悔しく感じるものだ。
ともあれ、今は悪化すること無くすごせるだけありがたいと思おう。
今後再び症状が現れるにしろ、一度めと発生時は同じだから、自分でも気付く事は可能だそうだ。無理をする性格の場合は保証できないけどね。
ま、ともあれ。
今は大丈夫です。
継続して血栓のできにくいようにする薬の内服は必要ですが。
それでも、元気なら、いいです。
一年ぶりくらいに、友達と。
中学高校が同じで、高校から特に親しくなった子で、地元を離れずに過ごした友達の中で唯一付き合いが続いている一人。

今日は子供が少し遅く帰ってくる日だから、バス停までのお迎えに普段よりもうんと余裕があるのだと連絡を受けていた。
なので今日はずいぶんと長い時間を一緒に過ごして楽しんだと思う。

彼女の行きたい店がメインで、ほとんど私は付いて歩くだけの状態だったけどね(笑)
それでも楽しく過ごせた。

以前、もっと私にお金の余裕があった頃は、よくブラブラと二人でブランドショップを渡り歩いて楽しんだことを思い出す。今はすっかり眺めるだけの私だけど、それでも以前と変わらず接するこの友達にはつくづく感謝する。

ランチのときは子供の話をメインに聞かせてもらった。
幼稚園も春からの学年でもう卒園になるから、あっという間だとか、そんな話。
3時に茶をするのにコーヒールームへ。
ケーキを食べつつのんびりと。
あまり自分の事を話さなくなって久しい私に、ポツリポツリと聞いてくれる。

最近はもう、自分の車をもちたいとか思わないの? とかからね。
最後の車を手放したときの経緯とか。
納得しているつもりではあるけれど、納得しきれない気持ちというのがあり、そのことは外野の彼女からしても疑問点になると言ってくれる。
ま、済んでいる事だから、どうこう言うつもりでもないんだけどね。
また、自分専用のを持ってもいいよと家族の了解が取れたら、そのときでも間に合う。
まったく運転していないわけでもないし、必要に応じていつでも問題なく運転しているんだしね。

変な言い方、全盛期の私はあの、「白鳥麗子」を地で行くような女で、天然かつタカビーでフワヒラのワンピースでにピンヒールパンプス愛好で、もちろん典型的なソバージュ頭のお嬢だった。
私は当時の自分の事をとても恥じているのだけど。
でも、彼女の話していたことから推するに、別に気位の高さや、物の考え方とかがわがままであろうとも。
それは十分に私の魅力であった(私が私であった)と。だから、卑屈に自分を貶めるほど、思いつめる必要はないのだと。

外勤めができなくても、それを許してもらえる環境に身が置けているのだから、必要以上に周りや一般的な考え方に振り回されて卑屈にならなくてもいいじゃないのよ、とか。
なんてったって、所詮、幾つになろうとも、お嬢には変わりがないんだから、今の環境下に気持ちもちゃんと甘えてもいいと思うよと。
貯金がスッカラカンでも、こんな年齢で親に頼んでお小遣いを貰って出かける状態であっても、お嬢であるには変わりないんだからって(笑)

そんな話をして、なんとなく、少し気持ちが軽くなった。
自分で自分にストレスを与えてしまうのが、いつ頃からの癖になったのかはもう分からないけれど。
そうだね、男女問わず年上の人にはよく言われるけど、確かに甘えるのは下手だ。
自分に甘えること、そういうのも、下手なのかも?
自分にやさしくできるのも、自分しかいないんだよね。
なんてふうに、彼女と話していて思った。

4時頃に母と合流して、友達とはそこで離れ、彼女は子供のお迎えに。
私の母に挨拶をと、顔だけ見せてくれてから帰って行った。

そして。
少しブラブラしようとの母の提案で。
ブティックフロアを散策。
先ほど寄ったフェラガモで携帯チャームをねだってみた(笑)
先々週から遠まわしに欲しいといっていた化粧品をねだってみた。

あ~、やれやれ。
今日はなんだかお金をたくさん使ったわよ。
と、母はぼやくものの。
20070227215323.jpg







20070227215730.jpg







結果はこんな感じ。

甘え方ってのを再確認すると、ありがたみが滲んで感じられてきたり。

楽しく話ができたのと、おねだりがスムーズにできたのもあり。
編み物教室に行っても気分が楽に過ごせ。

さあ。また明日から気分一新、できることをやろう。
通信教育講座の一回目の課題を提出し。
郵便局からの帰り道に、少しは気分良くなるかな~と思っていたけど。
なかなか…

石鹸を作れば無心になれるから、この最中は平気。
でも、後片付けをしているあたりから段々と気分が陰鬱に…
いかんなぁ。

今月の半分くらい、睡眠時間のコントロールが難しくて大変だった。
もともと睡眠そのものが不安定で時間帯も定まらない生活なのもよろしくない原因だけど。

勉強したり、縫い物したり、石鹸作ったり。
でもさ、本当に、私はこれだけのことをして、何に役立てようというのだろう。
神経質で気が短くて、協調性も皆無な私が。
いろんな事が気になりすぎて物事に手がつけられなくてヒステリックになってしまう私に、今後外勤めができるとも思えない。現実としてね。
克服努力に日々を費やしている割に、全然進歩していない。
むしろ悪化しているばかりのような。

本音の本音、気持ちの奥に押し込んで、自分自身でも目をそらしている気持ち。
仕事なんて。
勉強なんて。
運動なんて。
趣味なんか。
そんな無気力な自分の気持ち。

まともに生活も仕事もできないぶん、家事だけでもと思ってしたって。
空回りばっかり。
頼まれてご飯炊いたって、気に入らなければ違うご飯を炊かれるし、おかずも作り変えられて。
ウチにいるのにいないと思い込まれていたり。
ウチにいないのにいるのだと思い込まれていたり。
ちぐはぐに取られて。

声かけても聞こえないふりをするのか無視するし。
声をかけてくるから返事をするのに、聞こえないと平気で言われるし。
確かに声は出ないけどね。
かすれて途切れて金魚並みにパクパクしてることもあるが。
日常会話に困るほどヒューヒュー言っちゃいない。

たまに眼が合えば、にらみつけると言われるし。
にらんでんじゃない。眼がでかいだけだ。
室内ではウールの埃、外では花粉で眼が痛痒いから人なんかに構ってられるほどの余裕がないだけだ。

なんだかな、そんなに私がイカレてるってのか。
眼が痛くて声が出ないときが重なっただけで、因縁つけられてたらウチにも居られないじゃないか。

なんだかなぁ。もう。
イライラする。
イライラしてばかり。
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